南アフリカランド円〜スワップポイント狙いでの長期保有は可能か？〜

南アランド等の新興国通貨はスワップポイントが高いことで有名です

 

高レバレッジで300万円くらい買えばスワップポイントだけで生活できるレベルです

 

毎日1万円前後が何もせずに入ってきます

 

しかしそんなに甘くないのが現実です
誰でも上手くいくとは限りません

 

下図は南アランド/円月足チャートです

 

↓南アランド/円月足↓

 

ご覧のように南アランドは毎年のように下落しています
2020年のコロナショックでは最安値をつけました

 

 

上記のように南アフリカ共和国は世界から投資対象になっています
なぜ南アランドは下落を続けているのでしょうか？

 

 

 

その答えは南アフリカ共和国には多数のリスクが存在するからです
下記に南アフリカ共和国のリスクの一部をご紹介します

南アフリカランドと円の関係はおすすめのFX会社やおすすめのFX業者でもご紹介しています。
FXのデイトレードにはあまり向いていないため南アフリカランドは長期投資向けと考えます。
おすすめのFX会社やおすすめのFX業者をご覧になり南アフリカランド円の取り引きでどのFX会社がおすすめなのか、
どのFX業者がおすすめなのかを解説します。南アフリカランドのスワップポイントやスワップ金利は高額なため
オススメのFX業者があります。

治安の悪化	1日の他殺による死者数が戦争中レベルで 外務省のホームページにも ●殺人，強盗，傷害等の凶悪犯罪が依然として高水準で発生しています。また，空港やホテルからの追尾強盗，カージャック，偽パトカーによる強盗被害も多く発生していますので，十分注意してください。 ●各都市のセントラル地区（CBD地区）では路上での羽交い締め強盗が多発していますので，徒歩移動は控えてください。 との記載があるほど治安が悪い
資源に頼り過ぎ	南アフリカは金の産出国で有名 しかし世界の金産出の半分以上を占めていたころと比べると現在の産出はその3分の1以下 そのため失業率も高くなり相場は金価格に左右されることもある 停電も多くインフラ整備もまだ発展途上
国民性	発展途上の多民族国家 黒人80％、白人10％、その他10％ 『アフリカンタイム』という言葉があるように時間にルーズで真面目に仕事をしないイメージ 人口も多くインフラ整備等の仕事もまだまだあるにもかかわらず、失業者が多く犯罪が横行している国民性が最大のリスク

 

他にもリスクは多数あります

 

このように多数リスクがある国に投資して本当に大丈夫なのでしょうか？

 

南アランド/円のテクニカルを見てみたいと思います

 

75日移動平均線や100日移動平均線に頭を抑えられ上値は思い感じがします
月足でMACDはデッドクロスになりまだ下落傾向です

 

 

 

しかしチャートとRSIをみてみるとダイバージェンスが起こっていることがわかります
解消される可能性もありますが相場の転換が近いことがわかります

 

さらにチャートをよく見てみると下値も緩やかに硬くなりつつあります

 

 

まだまだリスクは多いものの市場はそのようなリスクは全て織り込み済みです

 

下がるだけ下がればあとは上がるだけ
このことを踏まえて南アランドは長期で投資していくタイミングだと感じています

 

 

新しいリスクや世界的な株価下落に引き続き注意をしながら投資を行うことをおすすめします